成人式で「苦しくない・崩れない」着付けを叶える、プロの隠れたこだわり
こんにちは。熊本の出張着付け・着付け教室のTBAです。
成人式を終えたお嬢様方からよく聞く一般的なお悩みに、「苦しくて食事が楽しめなかった」「式典の途中で着崩れてしまった」というものがあります。
一生に一度の晴れ舞台。そんな悲しい思いをしてほしくない。 今日は、TBAが実践している「一日中笑顔でいられる着付け」の秘密を少しだけお教えします。
1. 「苦しくない」の秘密は、紐一本の「強弱」
着付けには何本かの紐を使いますが、すべてをきつく締めれば良いわけではありません。
- 締めるべき場所: 着崩れを防ぐための土台となる腰紐。
- 緩めるべき場所: 胸元や呼吸に関わる部分。
私たちは、お嬢様の体型や当日の体調を伺いながら、数ミリ、数グラム単位の力加減で紐を締めていきます。深呼吸がしっかりできる、でも動いても緩まない。この絶妙なバランスが「プロの技」です。
2. 「崩れない」の秘密は、丁寧な「補正」
お着物を美しく着こなすために最も大切なのは、実は「補正(ほせい)」です。 人間のお体には凹凸がありますが、お着物は直線的な布。タオルや綿を使って、その隙間を丁寧に埋めていくことで、以下のメリットが生まれます。
- 着崩れ防止: 隙間がないので、動いても布がズレません。
- シワ防止: 表面がフラットになり、写真映えが格段に良くなります。
- 紐の食い込み防止: 補正があることで、紐が直接体に当たらず、痛みを軽減します。
3. 「その場で動いてみる」確認作業
着付けが終わった後、TBAでは必ず「少し歩いてみてください」「椅子に座る動作をしてみましょう」とお声がけします。 鏡の前で立っている時だけ美しくても意味がありません。車に乗る、階段を上がる、お友達と写真を撮る……そんな当日の動きを想定した最終確認を行うからこそ、自信を持って送り出せるのです。
「着物って、意外と楽なんだ!」を目指して
「着物は苦しいもの」というイメージを持ってほしくありません。 適切な技術でお支度をすれば、お着物は背筋をすっと伸ばしてくれ、お嬢様の自信を引き出してくれる素晴らしい魔法になります。
「成人式が終わるまで、ずっと脱ぎたくなかった!」 そんな風に言っていただけるお支度を、来年も目指しています。
【次回予告】
次回は、最新トレンドの深掘りです! 「振袖×ブーツ・レース・リボン。今どきコーディネートを上品に仕上げるコツ」 お楽しみに!



